各支台歯のプレパレーションに合わせて、頬側のスペースやネガティヴ ヴィンケルの量を確認しながら1歯づつ角度を数値化しwax ミリングをかけます。着脱方向や内冠の厚みの条件により後方の3歯のネガティヴヴィンケルはこれ以上無くすことはできませんでした。
月別アーカイブ: 2017年5月
コーヌス内冠作製
コーヌス内冠作製にあたり、支台歯の平行性は、必須になります。しかし、歯牙の方向やその他色々な条件により無理な場合があります。最近では、CAD/CAMにより画面上で簡単に角度を変更出来るようになりつつありますが、冠内面のフィットにはやはり不安が残ります。
そこで活躍する器材が、コーヌスシュリッテンです。アナログですが1歯づつ数値を決めネガティブヴィンケルを限りなく無くす事ができ、複数の支台歯でパラレルを取る事が出来ます。知っている人も少なくなり、廃れつつある技術ですが、信用に足る技術です。iPhoneから送信